お釈迦様が亡くなられたときのお姿を描いた涅槃図を掛けました。
日本に伝わった仏教の伝承では、お釈迦様のお涅槃は旧暦の2月15日とされています。この日に涅槃図を掛け、懇ろに法要を営みます。
当地では、雪の関係などで3月15日に法要を勤めるお寺がほとんどです。当山では端折ってしまって、お彼岸の法要と合わせて、中日(春分の日)に修行しています。
ところで、当山の涅槃図は新発田藩七代目藩主溝口直温公の描かれたものです。
幅約3.5m、長さ約5.7mの大作です。現在の仮の本堂では完全に伸ばして下げることができません。
24日の夕方に下ろしますので、お彼岸の間は観覧することができます。
全体はこんな感じです。照明器具が邪魔ですね。